12月15日、たまたま実家によると、父の命日でした。
父は当時、阪急ブレーブスファンでありながら、西武の広岡監督を評価していました。
管理野球。
その考えが理解できず、前半は真逆な道を選んだように思います。
私は管理に創造性を感じることができず、管理=マネジメントだと思っていました。
マネジメントよりリーダーシップに憧れを感じていました。
最初に就職した会社はマネジメントの父と言われているピータードラッカーに憧れた創業者が創った産業教育研修の会社でした。
会社の周年記念にピータードラッカーを呼んだぐらいの信奉者でした。
そこで私は初めてピータードラッカーを知りましたが、管理=マネジメントだと思っていたので、ここでも反発を感じてしまいました。
マネジメント=縛るものと思っていました。
推薦図書のピータードラッカー著『マネジメント』も真剣に読みませんでした。
最近になってやたら氣になり、目に飛び込んだ本が『ドラッカーに学ぶ公務員のためのマネジメント教科書』
ドラッカーは社会の中核組織として、成果をあげる活力のある公的組織の必要を説き『社会に貢献できる成果』をあげる基本と原則を著書『マネジメント』として明らかにし、マネジメントの成果とは、社会のために為すべき、組織の外で認められる、組織全体の組織であり、その成果を通じて社会を良くし、人の幸せに貢献するものとするとしています。
これをいまさらながら知り、ずいぶん遠回りをしたなと感じました。
成果があげづらくなっている自治体にとって、市民のために目的を明確に持ったマネジメントの重要性は高まるように思います。
今は、マネジメントのため中にリーダーシップもマーケティングもイノベーションも包含していると思っています。
遠回りしましたが、人生にムダはないですね。