尼崎市議会所属会派『緑のかけはし』で中核市 奈良市の中学校給食を視察してきました。
今、尼崎市では中学校給食の実施を検討しています。
給食方式には、中学校内で調理する『自校方式』、近隣の小学校の調理室で一緒に作ってもらい、中学校に配送してもらう『親子方式』、1ヶ所の大工場(尼崎の場合、毎日1万1千食)で作り配送する『給食センター方式』があります。
給食は中学生が平等に食べることのできる唯一の食事となります。
食育の重要性が増している中、格差が広がっている中、中学校給食の重要性は高まっています。
中学生の心と体の健全な成長にとって、一番相応しい中学校給食方式はどの方式でしょうか?
あなたの街にある中学校の給食はどの方式がいいでしょうか?
あなたのお子さんやお孫さん、また近所の中学生の子どもたちに食べさせたい給食はどの方式ですか?
それぞれの中学校給食方式には、当然メリットとデメリットがあります。
誰のための中学校給食なのか?の視点を持ちつつ、メリット、デメリットをしっかり説明して、もっと市民の声を聞く努力が必要なのではないかと感じています。
尼崎市では、1ヶ所で、毎日1万1千食を作る給食センターを早くて5年後、平成34年6月以降に稼働させるという『尼崎市中学校給食基本計画(素案)』をまとめ、現在、市民の皆さまに意見を聞くパブリックコメントを募集しています。
私はこの計画でいいのか?
疑問に思っています。
募集期間は12月8日までです。
奈良市では平成23年10月4日に『奈良市中学校給食導入検討委員会』が報告書をまとめました。
実施方式は全校 自校調理方式。
その後5年間で全校実施。
段階的に実施することに対するクレームはほとんどなかったとのことでした。
自校調理方式、親子方式、給食センター方式、どの方式で作られた食事を食べたいでしょうか?
皆さまのご意見をパブリックコメントという形で、お寄せいただけませんか?
よろしくお願いいたします!
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