久しぶりにきれいな富士山をのぞみました。
尼崎市経済環境市民委員会、行政視察二日目。
静岡県富士市を訪問しました。
テーマは地域の力こぶ増進計画に基づく取り組みについて。
富士市では地域力を高めるために、公民館を地区まちづくりセンターに再編し、地区ごとにまちづくり活動への支援や、行政の窓口を整備されています。
しかも室はすべて無料開放。
すべてのコミュニティは小学校区に整備され、
地区まちづくりセンターは小学校と同数の26ヶ所、きめ細かく配置され、そのすべてに市民サービスコーナーがあり証明書などを発行してもらえます。
小学校区ごとに各種団体を統合した『まちづくり協議会』が組織され、地域の自治の一本化が図られています。
町内会の加入率は83%とも90%とも言われています。
また、市の職員である前に、地区の住人であるとの考えから、自分の住んでいる地区でのボランティアを奨励されていて、職員は各地区の『まちづくり地区担当班』に加入、市内居住率も高く、約1000人の職員のうち約800人の職員の方が、近所の『まちづくり地区担当班』に加入されています。
『縦』➕『横』の連携。
地区の課題を明確にし、ベクトルを合わせ行動計画に落とし込む。
『社会情勢の変化に柔軟に対応できる足腰の強い、将来にわたって持続可能な地域コミュニティづくり』
ハード面、ソフト面において具体性を感じました。
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