いっしょに生きる 楽しく生きる。
〜だれもが地域で豊かにくらすために〜
『尼崎教育フェスティバル2017』の教育講演会で、川崎市自閉症協会代表理事 明石洋子さんのお話を伺いました。
『苦労があるから充実がある』
自閉症の長男 徹之さんを育てた経験から得られた気づきや実践例に心を打たれました。
差別、偏見は知らないことからおこる。
まず知ることが大切。
明石さんのお話を伺って、視点が変わりました。
心配するより、何よりも本人の自己決定、本人の想いが重要。
本人が望み、社会に飛び込むことで周りが化学反応を起こすが如く変わってゆく事例の中で『普通の人にするのではなく、社会を普通にする』という言葉が印象に残りました。
隔離するのではなく、地域に積極的に情報を開示することで協力を得ていく事例から、地域で学び育つから、地域で社会参加できる。
同じようなことを、青少年ユースワークでも聞きました。
地域に居場所を作ることで地域に社会参加、貢献できる大人を育てる。
地域の課題の根っこは一つなのかもしれません。
その後、地域食堂『まあるい食卓』のお手伝い。
滋賀大萩茗荷村の子どもたちが育てたお米が届いていました。
大萩茗荷村は知的障害児(者)教育の先駆者の一人である田村一ニ(1909~95)が、その長年の実践から福祉や社会のあるべき姿を世に問うた小説「茗荷村見聞記」(1971)に端を発しています。やがてこの 小説は映画化され、それを機に発足した茗荷会を相呼応して、地元行政や地域の方々の支援の下 、1982年に開村したところです。
ありがたいです。
昨年は焼き芋を焼いたのを思い出しました。
一年って早いですね。
今日は雨降りでお越しいただいた方は少なかったものの、おしゃべりのプロ 牧野篤史さんがご家族ぐるみで来てくれていて、ちょぴりうれしかったり、雨だからこそ、ゆったりしました。
話すたび穴があったら入りたい状態なので、牧野さんにはご指導いただけ!という縁なのかもしれません。
その後そのまま、尼崎しょうゆ部に参加。
天地返し、いよいよ来月が最後になります。
醤油の香りが心地よく、ご飯が欲しくなります。
ご飯と味噌と醤油、切っては切れない関係なんだなと実感。
猪名川、武庫川の流域で醤油を手作りしています。
来年1月には醤油絞りです。
来年また尼崎しょうゆ部が新たに拡がればと願います。
地域のつながり、子どもとのつながり、流域のつながり、食のつながりに想いを馳せる1日になりました。
ありがとうごさいました!
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