『この世界の片隅に』をやっと観に行くことができました。
食べることも一つのテーマだったように感じました。
そこで登場した、戦時中の節米食『楠公飯』
籠城するため楠木正成公が考案したといわれる米のかさを増すための炊飯法。
諸説ありますが、
まず玄米を煎る。
するとポン菓子みたいにふくれる。
それを鍋に移して、通常の3倍量ぐらいの水につけて一晩おく。
それを翌日、普通に炊くと出来上がり。
お米を普通に炊くより、2倍増しになった感じらしい。
映画では作り方までは美味しそうにえがかれてましたが、食べた人の表情は微妙でした。
試食させていただきました。
今、作ると不味くは作れないのか?昔のご飯が美味しかったのか?
美味しくはないけど、不味くはありません。
それよりもいかに主食を大切にしていたのかが分かります。