いつもありがとうございます!
喜楽苑にて、島袋さん、石本さんなどが活動されている【専門職のネットワークで最後まで口から食べられる街 尼崎】 主催の『学ぼう、伝えよう介護食、嚥下食』に参加させていただきました。
口から食べることは生きる意欲そのもの。
高齢者が病院などの入院から帰ってくると口がカピカピに乾き、口が動かなくなって、話せない状態になっているケースがあります。
食べることをただ栄養を摂ることと捉え日本では比較的すぐに胃に穴を開け、胃瘻を設置したりする。
「人」を「良」くすると書いて「食」という字になるとかつて教わりましたが、口から食べ物を食べることは、より良く、人間らしく生きることにつながります。
口を柔らかくすること、動かすことをケアすることにより、口元が動き言葉を発することができるようになった事例、舌が動くようになり、姿勢が安定するようになり、車椅子から椅子へ、そして自分でお箸を持って食べるまで回復した事例もあります。
味わうこと、最後まで口から食べることの大切さ。
それを支える多職種連携、地域食支援の重要性を学ばせていただきました。
ありがとうございました。