みんなのタネのこと 〜種子法廃止で何が起こるの?
本日、思った以上に多くの方にご参加いただき、うれしかった、とともにいろんなつながりもでき、希望が芽生えた講演会となりました。
種子法という1つの法律がこの4月1日に廃止されます。
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それを契機に食べ物のことを考えるきっかけになったのではないでしょうか?
そもそも種子法ってなに?
食べ物に直結する種子を扱う種子法を十分な議論をほとんどされずに廃止していいのか?
農産品種の普及・育成の都道府県の役割と現状。
指定管理された農産物の生産と流通の現状。
在来固定種、伝統野菜の現状。
そういった話を聞きながら、食べ物が食品になり、大量生産・大量流通・大量消費の光と影を感じました。
外食・中食の占める割合が増え、そのニーズにあった農産物を生産する。
ニーズは規格と安さ。それに合わせるために農家も努力する。
国の指定作物を年間通じて途切れないように旬を無視して作る努力をする。
美味しさより市場流通に向くものを作るため、大量消費を支えるために、大規模流通そして大量生産のための大規模農園化。
立場を変えるとどちらが正しいのか?わからなくなりますが、食べ物を選択する意味と食卓の向こう側を知ることの大切さを感じた会となりました。
種子法はほとんど何の議論もなく、廃止されようとしています。
何を意味するのか?を考えたいと思います。