地域社会 福祉

施設の管理・運用手法

投稿日:2017年9月25日

ファシリティマネジメント。
不動産(土地、建物、構築物、設備など)すべてを経営にとって最適な状態(コスト最小、効果最大)で保有し、運営し、維持するための総合的な管理手法と定義され、企業や官公庁、営利・非営利を問わず、業務遂行において不動産を利用する組織を対象とした施設の管理・運用手法とある。
 
市でいうと、市が所有している施設の最適な管理と保全整備。
 
最適とは誰のための最適なんだろうか?
 
尼崎市総務常任委員会を傍聴しました。
市民からの陳情が3件。
 
いずれも市の施設の統廃合についてでした。
 
まず、老人福祉センター『千代木園』『福喜園』の機能移転後の廃止について、
 
機能とは3つあるとの当局の見解。
①老人福祉、介護予防
②貸館
③入浴
 
その中で入浴機能は移設施設がないため廃止するとのこと。
 
そのため廃止の取り止めを求め陳情書が上がりました。
 
地域に銭湯が無くなったのでなんとかして欲しいという相談は私も受けています。
 
阪神大震災のおりは、他市から武庫川を超えて尼崎の銭湯を求め入りに来ていました。
あの時は助かったという声も聞きました。
 
老人福祉センターのお風呂は銭湯ではありませんが、高齢者のお風呂での事故を減らす側面だけでなく、コミュニティとしての役割を持っているのではないかと思います。
 
それと、西園田にある支所と東園田にある地区会館の複合施設を西園田の東高校跡地に新築する案件には2件の陳情がありました。
 
西園田にはスポーツ施設も併設された公民館もあります。
 
他の地域との違いは西園田と東園田の間に藻川が流れていること。
 
藻川は園田の方々に愛された川だと聞いた事があります。
 
私は生まれ育った街に流れる武庫川が大好きです。
 
でも川は愛すれば愛すほど、対岸と対立するものかもしれないとおもいました。
心の境界線になってしまうのでしょうか?
 
武庫川は尼崎市と西宮市の境界線です。
なので市の施設が対岸に行くことはありません。
でも想像してみました。
 
たしかに今ある施設が対岸に移されるのは、ちょっと嫌かもしれないと思いました。
地域愛は時として、ちょっと心を狭くするのはあたりまえのことのように思いました。
 
公平は不公平につながります。
 
今までバランスがとれていたのであれば、第3の道をさぐるのが地域の最適化なのではないのかなと感じました。
 
自治体施設の最適化とは市民のニーズに寄り添い、一方的な説得ではなく、対話し対立を乗り越える努力が大切なのではないかと思えました。
 
公とは何か?
 
最大公約数とは何か?
 
考えさせられました。

-地域社会, 福祉

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