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給食センターを考える

投稿日:2017年9月11日

 
給食センターの画像を見て、すごいなと思う反面、違和感を感じました。
 
子どもたちの給食を作る場所というより、食品工場なのではないのかと。
 
持続可能な社会を考える上で、何があっても生きていくために食料自給率の向上は大切なポイントだと思っています。
 
願わくば各自治体で食料を自給できる体制を維持すること、少なくとも河川の流域内で食の循環を作ることが全体の自給率と質の向上につながると思っています。
 
想像してみてください。
皆さまが畑や田んぼをもっているとします。
野菜やお米を地域の小学校や中学校に納入してくださいとお願いされたら、皆さまはどうおもいますか?
さらに、その小学校や中学校に自分の子どもや孫が通っていたとしたらどう思いますか?
 
できるだけ安全な食べ物を提供したいとおもいませんか?
 
逆にその小学校や中学校に通う子どもにとって知ってる人、顔の見える人が作っていることを知るとどう思うでしょうか?
しかも自分の家族が作っているとしたらどう感じるでしょうか?
 
みんなが美味しいって思ったならば感謝の念がわくのではないでしょうか?
 
小学校区ごとに、中学校区ごとに、自分ごととして、食を考えることはお互いに関心を持つことにつながり、地域のシビックプライドの醸成につながると信じています。
 
そのストーリーが特色につながり、シティプロモーションにつながると信じています。
 
毎日、11000食を作る給食センターにおいて、顔が見える食事を作ることは非常に難しいのではと思っています。
 
給食は経済の効率から外した、食育という視点を重視し、これからの100年の尼崎を考える上で議論すべきと考えます。
 
今の議論は給食センターありきの議論になっているのではと感じています。
 
効率を優先した考えが、今の食問題の多くの課題を生み出しているように思います。
 
市民意向調査において、自校式と親子式の組み合わせが望ましいとの意見が一番多かったかと思います。
 
さらにその是非を問うために、当事者である小学校生の保護者の方々にアンケートを取る必要があると考えます。
 
できない理由を探すより、子どもたちにどんな食べ物を提供したいのかを考えることが、必要だと考えます。
 
奈良市立中学校給食導入検討委員会では中学校16校に給食室を新設するのと、2つの給食センターを新設するのとでは、初期経費と30年間の維持経費を合算すると自校式(調理委託)が89億8200万円、センター方式(調理、配送委託)は94億5000万円とセンター式の方が経費がかかると試算しています。
 
今、尼崎市の小学校給食は比較的、質が高いと思っています。
 
それは尼崎市の暮らしや魅力、教育の取り組みなどを公表している尼崎市公式サイト『尼ノ國』にて『実はすごかった小学校給食』と題して、学校給食に力を入れている様子が掲載されています。
 
 
中学校給食においても、早期実現を目指しつつ、
できない理由を探すより、できる理由を探る議論が必要だと考えています。

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